1000円カットは下手か? クオリティの高い店を選ぶ基準!
1000円カットといえば
安い!
早い!
手軽!
という非常に大きなメリットのある床屋です。
値段はたったの1000円だし、10分で切ってもらえて、予約なしで行ける手軽さ。
今1000円カットの利用者はどんどん増えています。
しかしまだ未経験の人は心配ですよね?
やっぱりそれだけ安いからには下手なんじゃないかと疑ってしまうと思います。
というわけで今回は1000円カットのクオリティについて解説します。
1000円カット=下手とは限らない
まず1000円カット=下手というイメージがある人が多いと思います。
安かろう悪かろうの考え方です。
私も始めそう思ってました。
というか初めて行った1000円カットではこれなら自分が切った方がマシとさえ思いました。
実際私はセルフカットもしたことありますが、1000円カットでダサい髪型になるよりは多少雑でも自分で切った方がマシだなと鏡を見て思ったことがあります。
・・・しかしこの1000円カットは栃木の田舎の話です。
栃木の田舎の1000円カットは人によってはカットに30分近くかかるし、かなり待たされた挙句にカットの腕が低く、ダサい髪型にされる確率が高かったです。
3000円くらいする個人の古い床屋と比べてお世辞にもクオリティが高いとは食えませんでした。
ちなみに栃木だと1000円カットは町に1つや2つ程度しかなく、他はほとんど3000円以上する個人の小さな床屋ばかりでした。
しかし栃木から東京に上京してきた私は都内に1000円カットたくさんあることに気づきました。
床屋の半分は1000円カットなんじゃないかってくらい。
そして東京の1000円カットを体験した私は1000円カットに対するイメージが180度変わりました。
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1000円カットのクオリティは東京ならほぼ外れなし!
私が東京で初めて経験した1000円カットは1000円カットの大規模チェーン店「QBハウス」です。
QBハウスを体験した私は栃木の田舎の1000円カットとの違いに驚きました。
それは
- 10分で終了という圧倒的なスピード
- お客さんの出入りが多くても余裕な圧倒的な回転率の高さ
- どんなに忙しくてもお客さんを大事にするサービスの良さ
- 誰に切ってもらっても一定以上の理容師の質の高さ
田舎の1000円カットと東京の1000円カットではクオリティに圧倒的な差があったのです!
なぜ都会と田舎でこんなに差がつくのか?
都会の1000円カットと田舎の1000円カットでこれほど大きな差が付く理由としてはやはり回転が早い分理容師の腕が磨かれることや、競争率の高さでしょう。
東京の1000円カットは利用者の数が圧倒的に多く、かつ忙しい都会のサラリーマンのニーズに合わせて10分で切るというコンセプトの店が多いです。
10分で切るということは1時間あたり最大で6人のカットができます。
これで仮に8時間働いた場合、1日で48人のカットをすることになります。
さすがに8時間ずっと満席ってことはないとしても、1日平均30人くらいは切ることになるでしょう。
1日30人ってことは10日働けば300人、100日働けば3000人の髪をカットをすることになります。
これだけ切れば理容師の腕が磨かれないはずがありませんよね?
30分に1人切るような田舎の1000円カットとは理容師の経験値に圧倒的に差がつくのです。
だから1000円カットは都会か田舎かでクオリティが全然違うんですね。
ちなみに私は都内でQBハウス以外で個人でやってる小さな1000円カットの床屋にも行きました。
そこはお兄さんが1人で切り盛りしてて客がおじいちゃんばっかりだったので最初ちょっと心配でした。
でも実際カットのスピードもクオリティもかなり高く、満足できました。
ここの1000円カットの理容師の腕がいいのも駅近で利用者が多いからだと思います。
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1000円カットのクオリティは客の出入りの良さで決まる!
つまり、1000円カットのクオリティはどれだけ客の出入りが多いかで決まるといっても過言ではないと思います。
そこまで都会じゃなくても駅近で客の出入りが激しい1000円カットであればおそらくある程度以上のクオリティが期待できるでしょう。
逆に都内であっても駅から遠い場所にあり、客の出入りが少ない1000円カットはもしかしたら理容師の腕が低い可能性もあります。
なのでクオリティの高い1000円カットを選ぶ基準として、駅に近いかどうか、客の出入りが激しいかどうかを基準にするといいでしょう。
ちなみに私は同じQBハウスで新宿の駅近の店舗と中野の駅から遠い店舗に行ったことがあります。
新宿の店舗は店員に若い人が多く、ほぼ外れなしだなと感じました。
一方中野の店舗は店員が全員白髪のおじいちゃんおばあちゃんでした。
カットの腕はそんなに悪くはなかったんですが、やはりおじいちゃんだからか今風の髪型にはならないなという感じでした。
同じQBハウスでも駅近か駅から遠いかでこんなに違います。
やっぱり床屋は駅近で繁盛してる店というのがポイントです。
1000円カットの理容師は資格を持っているのか?
最後に1000円カットで働いてる理容師が理容師や美容師の資格を持っているのか、という点ですが、もちろん持ってます。
なのでカットを担当している理容師の質自体は普通の3000円くらいの床屋や美容院とあまり変わりません。
ただ美容院とかだと店の営業時間が終わってからもカットの練習しまくったりしてます。
なぜなら美容院の美容師は指名を取れないと食って行けないからです。
その点指名のない1000円カットの床屋で働く理容師・美容師は向上心が低くなりがち。
1000円カットの理容師の腕が必ずしも高いとは言えないのは事実でしょう。
だから田舎の1000円カットの腕がいいわけがないのです。
でも都会の駅近の1000円カットは客が多いので嫌でも理容師の腕が磨かれます。
また評判が悪くなると同業他社との競争に負けるので理容師のクオリティは必然的に高くなりやすいです。
だから同じ1000円カットでも都会ならある程度の品質が保たれている可能性が高いのです。
ちなみにQBハウスは理容師でも美容師でもどちらでも働けます。
私も客として入ってなんとなくこの人美容師っぽいなって人とかいましたね。
実際、美容師業界、特に美容院って残業めっちゃ多くて休日めっちゃ少なくて超絶ブラックな職場環境が多いです。
それが嫌で福利厚生がしっかりしたQBハウスのような1000円カットチェーン店に転職してくる元美容師がかなり多いそうです。(QBハウスは残業なし)
そのためかQBハウスの店員はおしゃれ意識の高い人が多い気がしました。
特にオーダーにこだわらなくても仕上がりが今風になってイケてる髪型になることが多いのです。
1000円でこのクオリティはリピート確定って思いましたね。
ただし先にも述べましたが同じQBハウスでも駅近の店と駅から遠い店でだいぶ差があるので注意してください。
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まとめ
以上、1000円カットのクオリティについて解説してきました。
結局同じ1000円カットでも
- 都会の駅近か
- 田舎の駅から遠い店舗か
でクオリティに180度近い差があるということでした。
1000円カットは正直登場当時は床屋業界で革命的な存在だったと思いますが今急速に広まってます。
早くて安くてハイクオリティ♪
こんな好条件の床屋があったら利用しない手はないですからね。
みなさんもぜひ一度試してみてください。
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